消費者組合ビル
Konsumgebäude
- 名称
- 消費者組合ビル
- Konsumgebäude
- Konsum Bilding
- 設計
- Walter Gropius
- 竣工
- 1928年
- 用途
- アパート
- 場所
- Dessau, Germany
- 訪問日
- カメラ
- Canon IXY DIGITAL 60
テルテン団地の為に建てられたビル。2階建ての住宅が並ぶテルテン団地において頭一つ高かった5階建ての建物で、テルテン団地の機能的な中心として位置づけられていた。地理的にも扇形に配置されている団地の要部分ある。
平屋と5階建てのビルが組合わさったような形になっており、平屋の部分には店舗が入る。現在は店舗部分にSchlecker(チェーンのドラッグストア)が入っている。
第二次世界大戦時の戦災には遭っていないため、当時の姿をとどめている。
所感
正直、一見そっけない普通のビルにしか見えない(でも2006年の現在で普通のビルにしか見えないのは実はすごいことなのかもしれない)。
さすが、ベランダのディティールなんかはバウハウス校舎と良く似ている。この辺はグロピウス流。1階のSchleckerのロゴはなんだかやたら建物に合ってるなぁと思った。建物の前の空間が芝と木で緑が多いのが良い。
周りはひたすら住宅地なので、生活してると今でも本当にこのSchleckerはそれなりに中心なのかも。
写真
外観
アクセス
Am Dreieck 1, 06849 Dessau-Roßlau, Germany
デッサウ中央駅からトラム1で 'Damaschkestraße' 下車、徒歩5分。
テルテン団地などこの周辺のバウハウス建築を歩きながら廻るパブリック・ガイドツアーがスチールハウスから出発する。ツアーは1時間半程度でドイツ語のみ。
# 2007年5月時点
建築家
- Walter Gropius (1883-1969)
- [ヴァルター・グロピウス] バウハウスの創立者であり、インターナショナル・スタイル (国際様式)の提唱者。初期モダニズム建築の中心的人物。外観は白い壁に黒い桟を持った大きな窓を特徴とする。3大近代建築家といえば、コルビジェ, ミース, ライトだが、4大というとこれにグロピウスが加わる。代表作はデッサウのバウハウス校舎。
- Wikipedia -ヴァルター・グロピウス
関連リンク
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