ハウス・アム・ホルン
Haus am Horn
- 名称
- ハウス・アム・ホルン
- Haus am Horn
- House am Horn
- 設計
- Georg Muche
- 竣工
- 1923年
- 用途
- 住宅
- 場所
- Weimar, Germany
- 訪問日
- カメラ
- RICOH Caplio GX100
1919年にヴァイマール(ワイマール)でその活動を開始したバウハウスが、1923年に開催した初のバウハウス展のために作成した実験住宅。今日のプレハブ住宅の原型でもあると言われている。
1998年に 'ヴァイマルとデッサウのバウハウスとその関連遺産群' の一部として世界文化遺産に登録される。
所感
適当に計画立てずに行ったら閉まってました。というか、内部見学ができる可能性があることを考えていなかったので衝撃をうけた。ただ、水曜日の午前中しか開いてないようだったので、まぁ仕方がないか。
庭がかなり広くとられてその真ん中、丘の上にぽつりと建つ。逆に言うと閉まっていると近づけず遠くからしか見えない。周辺は個建て住宅が並ぶ閑静な住宅地で近くには川が流れのどかな感じ。勝手口の柵の入り口が開いてたので一瞬誘惑に駆られたが思いとどまる。
いわゆるバウハウス式と言うかグロピウスっぽい意匠。水平屋根の感じとかはそっくりなのでグロピウス設計だと言われれば信じてしまう。周りの庭スペースと相まって思ったよりもずいぶんと小さく見えた。
ちなみに、ヴァイマールにはこのハウス・アム・ホルン以外にもHenry van de Veldeによるヴァイマール時代のバウハウス校舎とバウハウス博物館がある。本当はせっかくなのでバウハウス校舎にも行きたかったのだが、ヴァイマールに来る電車が遅れた関係で見学は見送った。
バウハウス博物館は街の中心にあるがこじんまりとしたもの。主にヴァイマール時代の絵や資料・作品等が展示されている。博物館の建物自体は1823年に建てられたものでバウハウスとは関係ない。
写真
外観
他
アクセス
Am Horn 6, 99425 Weimar, Germany
Weimar中央駅から徒歩で30-40分程度。Weimarは街の中心地が中央駅から離れているためそこまで徒歩で20分近くかかる。中心地からはまずは街の東にある市城 (Stadtschloss) を目印に進むと良い。城の裏にあるシュテルン橋 (Sternbrücke) を渡ったら右に曲がり、川沿いに走り片側に住宅が並ぶ 'Am Horn' 通りをひたすら歩くと道のつきあたり手前の左側にハウス・アム・ホルンがある。
街の中心地まではバスでも行ける。ハウス・アム・ホルン周辺にバス停はなさそうなのでどちらにしろそこからは徒歩が適当。その際は 'Goetheplatz' 下車。
内部見学は特定の曜日にしかできない様。特に冬は見学日が少ない。詳細は要確認。
# 2008年2月時点
建築家
- Georg Muche (1895-1987)
- [ゲオルグ・ムッへ] ドイツの画家。1920年のバウハウス設立初期から1927年のデッサウ時代までバウハウスで講師(マイスター/Meister)を勤める。その後もIttenの設立した専門学校などで講師として美術を教えた。建築としての代表作はハウス・アム・ホルンとスチールハウス。
- Wikipedia -Georg Muche
関連リンク
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