トーレ・アグバル
Torre Agbar
- 名称
- トーレ・アグバル
- Torre Agbar
- Aqua Tower
- 設計
- Jean Nouvel
- 竣工
- 2005年
- 用途
- オフィスビル
- 場所
- Barcelona, Spain
- 訪問日
- カメラ
- Canon IXY DIGITAL 60
バルセロナ水道局のオフィスビル。高さ144.4mでバルセロナ市内では飛び抜けて高い。蝶のタマゴのような特徴的なフォルムを持ち、カラフルな原色が塗られた建物表面のまわりはガラスルーバーで覆われている。
所感
ガウディのサグラダ・ファミリア教会に登っている途中に、遠景に変な建物が見えたので「なんだあれは、あそこまで行ってみよう」というひどい動機で現地で急遽訪れることになったビル。そのときはジャン・ヌーベル作なことも知らなかった(言われてみればっぽい)。とにかくバルセロナの街の他の建物より飛び抜けて高く、その虫の卵のような特異な外観はとても目立ったのである。
そもそも行き方も分からなかったので、ひたすらその見えた方向に歩いた気がする。ものすごく効率が悪い。しかも途中あまり人がいない。しかし、ゴールの建物は目立つので最終的には無事辿り着けた。
いざ近くで見ると、ひたすらにガラスのルーバーで覆われたとても愉快なファサード。赤と青のハレーションの組み合わせは目立つがきれいで、ガラスがそれを少々マイルドにしている。HdeMの作品なんかもそうだが、こういった外装のまわりにまたもう1重ベールがかかっているタイプの建築はつかみどころがない。
流線型の形とルーバーのおかげで、まわりに他に高層の建物がないせいもありスケール感がよくわからなくなる。
中は入って良いのかよく分からなかったので外観のみ。建物周辺は小さな公開空地になっており、座れそうなカラフルな四角いベンチのような物が並んでいて「いかにも」であった。ただの四角もあるがたまにゴミ箱や配線へのアクセスなどの機能が紛れ込んでるのはちょっと良い。
どちらかというと遠くから見る建物だなと思った。夜景もきれい。
写真
外観
周辺
アクセス
Avinguda Diagonal 211, 08018 Barcelona, Spain
地下鉄1線でGlories駅下車。バスやトラムでもアクセス可能。駅からはすぐ。行けば見える。
エレベーターで上まで登れるらしい。
# 2007年5月時点
建築家
- Jean Nouvel (1945-)
- [ジャン・ヌーヴェル] フランスの建築家。ガラスを多用した都会的な作品が多い。代表作はパリのアラブ世界研究所やカルティエ財団美術館、ケ・ブランリ美術館など。
- 公式サイト -JEAN NOUVEL - ATELIERS
- Wikipedia -ジャン・ヌーヴェル
関連リンク
- TorreAgbar トーレ・アグバル公式サイト
- Wikipedia : トーレ・アグバール
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