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『インノサン少年十字軍』/古屋兎丸

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EROTICS f vol.48

エロfで始まった兎丸の新連載。

筆の速い兎丸らしく、初回は2話掲載というサービス。ただ巻頭カラーじゃなかったのは残念。スタートは華々しくカラーで、兎丸らしいマニアックな書き込みを見せてほしかった。

今回の題材はベタに子供十字軍。ベタなテーマを使ってくるなぁと思いつつも、そのベタをベタで扱ってくれる兎丸には正直ちょっと感謝する。今回は村の子供から神懸かりが出てその子を中心に子供十字軍が結成されるまでだけど、この神懸かりもすらっと書いてくれるのがありがたい。普通の話が通じてくれる感じ。

キャラクタ付けされた登場人物が大量に出てくる形式は「ライチ☆光クラブ」の流れを感じる。キャラクタが記号化されている。ライチは元舞台なこともあってほぼ1カ所で話が進むが、この作品は十字軍ということでロードムービー形式だろうからその辺りの扱い方も楽しみ。

作画はマリーにちょっと戻った感じか? 今回もテーマに合わせた絵で良い。個人的にもわりと好きな絵柄です。目は最近っぽいマンガ目。欲を言えば絵柄の幅はもう少し振ってほしいけどなぁ。

中世ヨーロッパが舞台なので、兎丸の西洋絵画趣味もガンガン出てきてくれるんじゃないかと期待。今回もエティエンヌが神懸かるシーンのバロック風の(ダリ風の?)劇的な構図なんかはすばらしい。背景の2次元絵画的風景との対比も良い。あと、今回の雲の描き方はすごい好きです。

良作の予感。久しぶりの原作から全部兎丸(とも言い辛いか、史実だし)なのも良い。今後の展開が楽しみです。

『少年少女漂流記』/古屋×乙一×兎丸

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『ハピネス』系のうじうじしたモラトリアム話かと思ってたら、思ってたよりは面白かった。モラトリアム話には変わらないけど。

途中までは面白いのに最後の章が蛇足だと思う。せっかくの竜巻の中でのホームルームというカオスがまとまっちゃうのが解せない。いいのかそれで? あんな社会的コミニュケーションもとれないホームルーム夢想家に丸め込まれてていいのか? なにその青春ドラマっぽい結論。

もうホントそれだけがもったいない。それ以外は良くできてる。ハピネスよりはずっといい。

「少年少女漂流記」といい「ライチ☆光クラブ」といい「彼女を守る51の方法」といい、そろそろ兎丸の完全オリジナルが見たい。そしてそろそろまた兎丸的メタマンガが読みたい(ライチはある意味メタ的だったけど

エロティクスF Vol.40

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エロF vol.40。

私の好きじゃない山本直樹特集である。まぁこれは置いておこう。

私的に今回の目玉は『ライチ☆光クラブ』の番外4コマ「常川君の日常」である。ライチの単行本が出た後のこの4コマなので当分本には収録されなさそう。

ひとまずは先のサイン会のオマケ4コマと同じ雰囲気。光クラブの面々の光クラブ外での話。メタ的だ。この中で兎丸は光クラブのメンバーの唇のベタを塗っていないが、別に本編の光クラブの人たちが口紅を塗っているという意味ではなく、パロディーなんだろう。兎丸はパロディーと4コマの人である。本領発揮。

そして兎丸へ50の質問。そうだ、兎丸ってWindowsユーザなんだよなぁ。私が好きな人の中で唯一Windowsユーザ。おそらく。

最後の "またfに戻ってきます" 的発言が素直に嬉しい。いつなんだ、いつ戻ってくるんだ。

新連載の「キナコタイフーン」はまだ様子見。ひとまず1話だけ読む限り、ジョージ朝倉の「平凡ポンチ」を思い出す。

志村貴子の「青い花」、中村明日美子の「ばら色の頬のころ」は相変わらず秀逸。うまいなぁ。「ラビパパ」も。

「美しい美しい美しい」は美しくないよ。うーん、あんまり好きじゃない。話の展開がよく分からん。

次は9月。

古屋 兎丸サイン会

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『ライチ☆光クラブ』

TSUTAYA SHIBUYAで行われた、『ライチ☆光クラブ』発売記念の兎丸のサイン会にシミズさんと行く。

予想以上に兎丸氏の対応が丁寧でびっくりする。ゼラを描いてもらった。ニコでもよかったかなぁ。

オマケにこの日用に兎丸が描いた4コママンガのコピーを頂く。絵が雑だけどまぁ良い。時間なかったのか? やはり兎丸は4コマだ。そう、ゼラってこんなんだよな。

ちなみに来週のタコシェのサイン会は用があっていけない。行けたら今度はニコ描いてもらうんだけど。

『ハピネス』/ 古屋 兎丸

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kanai的bestマンガ家 古屋 兎丸の最新刊。エロfとIKKIで単発で出していた読み切りをまとめた短編集。

まぁ、わかってはいたが半分以上は雑誌で既読のモノだった。そしてわかってはいたが私の好きじゃない色の作品が集まってる。

その中でまぁ面白かった話は「あくまのうた」と「もしも」。「あくまのうた」はギリギリでギャグにはなってないところがいい。「もしも」はオチはベタだが女子高生の掛け合いが兎丸っぽい。しかし、「もしも」の楠本絵と戦車絵で「パロの兎丸きたか!」と思いきや、両作品ともご本人が描いてらっしゃる様子。んー、残念。ここは兎丸氏に描いてほしかった。

逆に特に苦手なのは「雲の部屋」。「ロリータ7号」のオチも理解できない。りずむ嬢は思った以上に要注意人物かもしれない。D[die:]はかわいかったのになぁ。

私は兎丸のマンガに対する実験性・パフォーマンス性に惚れているので、このように普通のポエムマンガを描かれても困ってしまうのだ。これも実験の一環でやっているのならばいいのだが、そうでもないように見える。

最近兎丸が向かっているベクトルが不安だ。どんどんと良くない方向に逸れていっている気がする。幅が広がっているならいい。そこが微妙なんだ。「π」以来、兎丸の絵はコレ系で固定されてしまっている気がする。ここに載ってるのは全て読み切りの短編だ。掲載誌だってIKKIとエロF。いくらだって冒険できそうなモノなのに。もちろん、というか1作づつ比べると微妙に絵柄が違う。が、兎丸が本来持ってる絵の触れ幅に比べたら、この程度、非常に小刻みなものでしかない。

ただ、「ライチ☆光クラブ」はガロから生まれでた正統派な(?)兎丸を保っていてくれて、この絵が描けている限り兎丸はまだ大丈夫なんだと思える。

装丁は非常に良い。紙質、特殊印刷、色使い、ページ使い、表現方法、全てにおいて良い。それだけに惜しい。

さて、ところで、現在のkanai内の兎丸単行本ランキング。ちなみにカッコの中は中の作品が雑誌等に掲載された年。

  1. 「パレポリ」(1994-1996年)
  2. 「Marieの奏でる音楽」(2000-2001年)
  3. 「Wsamarus 2001」(1996-1999年)
  4. 「Garden」(1996-2000年)
  5. 「ライチ☆光クラブ」(2005-2006年)
  6. 「ショートカッツ」(1996-1999年)
  7. 「π」(2002-2005年)
  8. 「プラスチックガール」(2000年)
  9. 「鈍器降臨」(1997-2004年)
  10. ハピネス(2001-2006年)
  11. 「自殺サークル」(2002年)

未だに1位がデビュー作なのがちょっと切ない。超えられないのか。

ひとまずは「ライチ☆光クラブ」がコミックス化するのを待つ。

エロティクスF Vol.37

→ amazon:雑誌『エロティクスF』
エロティクスF Vol.37

エロF新刊ゲット。

IKKIから乗り換えて心からよかったと思っているエロF。さすがに隔月は間が長い。待ち遠しいです。IKKIも隔月だった頃は次号が待ち遠しかったものですが。

IKKIはあまりに読まない作品が多くなったので購読辞めてしまいました。いい作家もいるんだけど。Fは大嫌いな山本直樹がいるけど(山本直樹はIKKIにもいるしね)概ね楽しんで全部読んでる。やっぱり1話に2ヶ月かけられるといいの描けるのかなぁ。

さて内容。

→ amazon:本『Jの総て』1巻 / 中村 明日美子
『Jの総て』

中村 明日美子の『Jの総て』が完結! ハッピーエンドが嬉しい。そうだよ、Jはハッピーエンドで終わるべきだ。しかし、上手く収束しすぎた感がある。単行本に尺を合わせたのか? あと1冊分くらいうだうだして欲しかった。これから番外編としてJが来る前(?)のギムナジウムを描くらしいからもう少し楽しめそうだけど、やっぱポールとJのいざこざをもう少し見たかった。あ、ポール好きです。

エロFに移って一番の収穫がこの中村 明日美子氏との出会いです。この作家はすげー。ストーリー・イラストともに徹底した耽美主義は特筆に値する。孤児院 → 全寮制ギムナジウム というベタベタな設定でよくもここまで。つい今まで出てる単行本全作買いあさってしまった。まぁでもJが一番良作だと思うけど。今後が楽しみです。

兎丸の「ライチ☆光クラブ」は順調そう。ニコはかわいそうすぎるが。兎丸が楽しそうに描いてるのが良いです。絵も綺麗だし。パロの兎丸、本領発揮。ニコはモロに丸尾末広だったなぁ。

で、ライチの方はいいんだけど、巻末のグラビアなに? りずむ嬢微妙だ。写真集も出すし、D[di:]的立ち位置なのだろうか? だったら(いや、決めつけるつもりはないが)D[di:]の方がかわいかったなぁ。なんだかなぁ。

→ amazon:本『秘密の新選組』1巻 / 三宅 乱丈
『秘密の新選組』

また、エロFは兎丸の他にも私の好きな三宅乱丈が連載持ってるのですが、乱丈は少々不調。「秘密の新選組」は私はあんまり好きになれません。三宅乱丈はいい作品とどうでもいい作品の差が激しいな。これ描くなら「ペット」の続き描いて欲しい。

私の中での乱丈ランキングは

  1. ペット
  2. 北極警備隊
  3. 大漁! まちこ船
  4. 王様ランチ
  5. 秘密の新選組
  6. ぶっせん

です。多分。4と5の間がかなり広い。

新しく始まった「マダムとお遊戯」(/松苗あけみ)は微妙。とはいえまだ1話なので様子見。あとは「青い花」「ラビパパ」辺り特に注目しています。

次号は3月。長いなぁ。

『鈍器降臨』/古屋 兎丸

→ amazon:BOOK「鈍器降臨」/古屋 兎丸

久々の『π』以外の兎丸マンガ(IKKIに載った読み切りの「ハピネス」もあるけど)。THE 様式美の4コママンガ。マンガ部分は完璧『Palepoli』系。兎丸節健在で嬉しいです。

このマンガは読者からの投稿文1ページと、それを元ネタにして作った兎丸の4コマ部分1ページで毎回1対になっている。投稿を受けてそれを兎丸がどれだけ昇華させるかが目玉の作品なんだろうけど、投稿部分ははっきり言って邪魔です。「ダヴィンチ」に連載してたヤツだから、投稿者もそれなりに文章好きなんでしょうけど、こっちは兎丸のマンガが見たいんだもんなぁ。別に素人のエッセイはあんまし読みたくない。それを基にして兎丸がこういう4コマにしたんだぁ、的な面白さはもちろんあるんだけど。純粋に兎丸が楽しみたい。雑誌に連載してる分にはいいかもね。

マンガ部分は楽しいです。流石兎丸。こっち系の腕も鈍ってないみたいで安心しました。どうしても「π」とか見てると、"こういうマンガ(絵)しか描けなくなったんではないか" という不安に襲われるときがあるのです。最近『IKKI』に載った読み切りの「ハピネス」までそうだったんだもん。読み切りだしIKKIだし、絶対作風変えてくるだろうと思ったのに、πと(少なくても絵は)同じ系統で本気で心配してしまったよ。兎丸は、コロコロ作風を変えてパロディーを頻繁に入れるという姿勢それ自体がすごい好きなんです。

しかし兎丸はデビュー作の『Palepoli』が強烈すぎたな。「なんだかんだで『π』もバカで楽しい」なんて言ってみても、結局未だにパレポリを超えられないでいる気がする。好きだけどね、『π』。『マリーの奏でる音楽』も『Wsamarus 2001』の作品たちも好きだし。それに、さっき書いたみたいにパフォーマンスそのものが好きだし。兎丸に関しては、いつまでも待ってます。色々描いてください。

古屋兎丸サイト

古屋兎丸ファンである。現在私にとって古屋兎丸が現在の最高のマンガ家であり、私は彼のことを天才だと思っています。兎丸に出会うまではその役割は高河ゆんが受け持っていたのですが、ゆん氏に関しては私自身彼女は "萌えマンガ家" であると割り切ってる部分があって、自分の中では特別なマンガ家なんだけど作品を単独で見た場合どうだろう?と、天才マンガ家というたぐいの人ではないなと感じていました(だからといって高河ゆんが劣るとかではなくてね)

兎丸は自信を持って他人に奨められるし、もっと多くの人に知ってもらいたいし、私にとっては松本大洋よりも大友克洋よりも手塚治虫よりも上にいるマンガ家なのです。

しかし、古屋兎丸氏には残念なことにオフィシャルサイト、もしくはそれに準ずるような個人の作ったサイトが(おそらく)ないのである。たとえばここTEXTで "古屋兎丸" の名を出した時に、参照としてリンクすべき適当なサイトがないのである。私にはそれが不満でならない。古屋兎丸を知ったばかりの人の窓口になったり、兎丸の情報を発信したり、兎丸ファンのコミュニケーションの場になったりするような、Yahoo!で「古屋兎丸」を検索したときに最上位に表示されるような、兎丸専門のサイトが存在すべきである。

ぶっちゃけ、誰も作らないというのなら自分で作ってもイイと思っている。URLはヴォルフロの上の「http://www.wolfrosch.com/~usamaru/」みたいなもので我慢してもらうとして、幸いHTMLやそれなりのwebサイトを作る知識は持っているつもりである。やるからにはリリース情報からデータベースから何から兎丸のメインサイトとして恥じないようなサイトを全力で作る構えだ。

しかし、………、正直自信がない。もっと適当な人がいるのではないか? 兎丸と個人的に繋がりがあるわけでもないし、ガロもダ・ヴィンチも読んだことがない。つい1年程前に兎丸を知った、ファンとしてはぺーぺーである。その周辺のマンガ全般の知識もそこまで持っているわけでもないし、そんなんで兎丸サイトの管理人が務まるかという話である。兎丸が単発で雑誌に掲載された、兎丸がとあるバンドのCDジャケットを描いた、そんな情報を何処でキャッチしろというのだ。2chか? 2chで情報集めてるファンサイト管理人なんてそうとうヘタレだろ。それにそのサイトと情報を管理しきる自信もないし。アルマンガやってるだけでもその情報の裏付けは結構めんどくさい。過去の雑誌とかインタビュー記事とかそーとー探して目を通さないといけない気がする。単純にもう1つ管理するサイトが増えるという物理的なアレもある。

まぁ、そんな気負わなくて気楽に1ファンサイトとして始めてみりゃいいじゃんなんて話なんだけど。どうも兎丸への愛とこのA型気質が邪魔をして。一度1つのコンテンツに特化したサイトを真面目に作ってみたいということもありつつ。こんなこと書いてるうちに誰かさんが兎丸サイト作ってくれるかもしれないけど、もしかしたら半年後くらいに本当に兎丸サイト作ってるかも。なんつってね。

古屋 兎丸

こっそりABOUTの好きなマンガ家が1人足されてるのに気付いた人はいるだろうか? 最近私が最も評価してるマンガ家が、この古屋 兎丸(うさまる)氏です。コミックス1冊目を買ったときからあっという間にハマリ、超特急で集めております。今のところ、私が手に入れた兎丸マンガは、

の、以上計7冊です。これと、あとスピリッツで連載中の『π』を読んでおります。『π』は今月下旬にもコミックス化するし買う気も満々。まぁ、あと持ってない兎丸コミックスは2冊だから、つまりはもう殆ど持ってるっつー話なのです。あとの2冊は売ってるのを見かけない。見つけたら買う。

で、この人何がすごいかって、まず、美大卒だかなんだか知らんが絵が上手い。しかもガンガン作風を変える。まるで違うマンガ家が書いたかのように絵も内容も違うんですよ。いや、もちろんベースの絵みたいなのはあるんだけど、その作品作品によって書き込み方を変えたり全く違う表現方法をとったり。内容もいわゆるバカ青年マンガ(π)みたいなのからファンタジー(マリーの奏でる音楽)、ギャグ、サブカル系まで。実験的というか、飽きちゃうのかなぁ? 長編マンガもないし。一番長いのが『マリーの奏でる音楽』の上下巻でしょ。こういうあっちこっちいくのって、なんだか色々をもてあまし気味な気がする。我が持てないのか。元々はガロでデビューした人だし、『Garden』みたいなのが本質かな?と思っているのですが。

私の場合、元々は「π」から入りました。このマンガ自体は結構しょうもないバカマンガなのですが、スピの増刊号の『山田』に載ったときからどうも気になって。でも山田で初めて見たときは正直「新人か?」くらいの勢いだったんです。山田自体が新人てんこ盛りの雑誌だってこともあったし、絵も別にまぁそこそこ程度。でも話は普通に「面白いな」と思った。でスピで本連載が決まった辺りにスピスレだかIKKIスレの住人が兎丸のスピで連載開始について色々言ってるのを見て初めて、実は有名な人だったのか、と、まぁ興味を持ったのです。

まぁ、どれもそれぞれかなり面白いんだけど、私的には今のところ『マリーの奏でる音楽』と『ハレポリ』と『Wsamarus 2001』が面白いと思ってる。『マリーの奏でる音楽』は完成度高いです。宮崎 駿とガウディーの匂いが漂いますが。万人に勧められるマンガ。『ハレポリ』と『Wsamarus 2001』は同じような位置にいるマンガ。ジョークもの中心のショート集。『Wsamarus 2001』の方がグロとか短編も混ざっててゴッタ煮っぽい。ひとまず『マリーの奏でる音楽』を読め。

一番最初に買ったコミックスは『Wsamarus 2001』、一番最近(今日)買ったのは『Garden』。『Garden』の「裸の〜」はまんまボッシュ「快楽の園」やーん!と思ったんだら、あとがきに書いてあった。しかしこの『Garden』は錬金術バリバリの短編も入ってるし…。澁澤とか読んでるんだろーな。グロ/サブカルチックな話もかなり多いのですが、「エミちゃん」(@『Garden』)や「自殺サークル」みたいなのはそんな好きじゃない。でも「赤鬼」(@『wsamarus 2001』)は何故か平気。あくまで「そんな好きじゃない」だけなので、生理的にダメとかそういう感じではない。面白いと思わないんだよなぁ。兎丸に限らず「自殺サークル」みたいな "いかにも" なヤツって拒否反応が。「エミちゃん」は普通かな?それより「エミちゃん」の袋とじを開く方がA型気質な私としては問題でした。結果は50点(袋とじの切り方ね)。少々斜めに切れてしまったのが気になる。

今までの兎丸マンガから見れば、雰囲気が全くかけ離れている『π』。兎丸は何を考えてこれを書いてるのだろう? 途中、途中に兎丸臭さはかいま見られるが、基本的には何も考えてないようなバカマンガ。これさえも「こいうバカなマンガを描く」という行為まで含めて描いてる気がしちゃうのですが、はてさて。TV版エヴァの最後で転校生ラブコメが挿入されてる感じ。「π」自体はバカバカしくって好きです。賛否両論だろうけど。

ちなみに兎丸の次点の花丸急上昇マンガ家は三宅 乱丈氏。単発ツボマンガはウサギ繋がりで(?)『Hana-Usagi』。