ヴォルフロッシュ

Blog

Published on

RSS

try! macOS meet-up

try! macOS meet-up会場
try! macOS meet-up 2018 会場

ブログを書けという圧を感じるのでブログを書きます。

先日、3月の1-3日にかけてtry! Swift Tokyoというカンファレンスに行ってきました。このイベントは東京で毎年この時期に行われているSwift言語のカンファレンスで、今回で3回目になります。私は1回目からなんとなく毎回行っており1回目の記事1、私の中で毎年の恒例のイベントになってきました。私はこれ以外IT系のイベントには参加しないので、年に一度の楽しいお祭りのような感じ。というかこれ以外はiOS色が強すぎて私の出る幕がないからもあるのですが。

ということで、「今年もtry! Swiftに行ってきた」という話でも良いのですが、今回はこのtry! Swiftの前夜祭的なイベントを非公式で主宰したので、それを書こうと思います。


macOS開発者onlyのmeet-upをやろう

始まりはこのツイートからでした。

これは確か、1年前の2回目のtry! Swiftの直前かなんかに急に思いついて書いたことなのですが、気持ち的にはこの時にわりと本当にやろうと決めました。

つまり、try! SwiftはSwift言語そのものを中心に据えたカンファレンスなのでiOSの話は少ないのですが、実際の参加者はiOS開発者がほとんどです。私はピュアmacOS開発者2なので、iOSの話は正直興味がなく(ユーザとして最低限ある程度)、「もっとMacの話出てこねーかなー」と思ってるのですが、macOS開発者の人口と性質からかそもそもmacOSのアプリケーションを開発している人が顕在化しない。で、コンピュータの世界は観測上「ならお前がやれ」の世界なので、「じゃあ、まぁ、やるか」と腰をあげたのでした。思えばCotEditorの開発を引き継いだのもバチスカの開発参加したのも同じようなアレなので、「しょーがねーなー」と思いつつ行動力が伴うことも楽しさを生むという意味では良いことです。

try! macOS meet-upの企画

で、企画したのが、この表題にもある“try! macOS meet-up”です。meet-upという名称は勉強会的なヤツにも使われるようですがこれは本当に飲み会的な、人が集まってmacOS開発界隈の話をする、というフランクな会にしました。運営が楽なのもあるけど、私としてはやりたかったのがそれなので。iOSの話抜きでmacOSの開発話がわいわいできるアルカディア。

ちなみに“try! macOS meet-up”の“try!”はなんなんだよということについては、もちろんtry! Swiftから取ってるのですが、try!の意味どおり「失敗するかもしれないけど、強行でやります」という気持ちが込められていました。最初の募集の時に:

参加者が私とあなたの二人でもやる予定ですので、どうぞよろしくニャーンです。と書いてるのですが、本当に「ガチで1人しか来なかったらどうしよう...」と思ってました。try!です。Errorがthrowされたら死んでました。実際、最初のイメージは飲み屋の1テーブルに4,5人初対面同士が集まって「あ、初めまして」「あっあっ、初めまして、1024jpっす。うす。」「....、あ、どんなアプリ作ってらっしゃるんですか?」みたいのを想像してました3

幸い、Connpassで企画を発表した当日に数人のレジストレーションを観測できとても安堵いたしました。最終的には予想をはるかに超える20人以上の人の参加が確定し、これは飲み屋どころじゃないと慌ててレストランを1スペース貸切にしました。たくさん来ていただけて良かったです。時間や料金などの詳細が当初から二転三転したのはあまりスマートではなかったなと思ってますが。

日取りは色々々々考えてtry! Swift本番の前日に設定しました。というか逆算するとそこしか空いてないなぁ、と。try! Swift1日目はスポンサー・スピーカーのパーティが入るだろうし2日目は公式バンケットだし、3日目も候補だったのですが、ワークショップの後はワークショップごとのコミュニティもあるだろうからそっち行きたいとかあるだろうなと予測がしづらかったので。前の週の週末はまだ東京周りに着いてない人も多かろうし。ただ後から、この日はtry! Swiftのインターナショナル・パーティーが入っていることを知り、これはちょっと失敗したなと思いました。ただ、だとしても2日前というわけにもいかないからこの日だったかな。場所が渋谷だったのは私が新宿がわからず渋谷に明るいからです。

情報の拡散にあたっては、Twitterが生息地の私自身はTwitterでツイートしていただけなのですが、特にtry! Swift公式アカウントにもRTしていただいたり、コミュニティイベントとして公式サイトでも紹介していただけたのが大変助かりました。なお、募集をConnpassでかけたのは、@koherさんによるTwitter上でのSwiftイベントSwift TweetsでCompassが使われており、私自身馴染みがあったのと、そこから日本のSwift界隈の人はすでに登録してる人多いかなと思ったからでした。

try! macOS meet-up当日

そして当日、場所は渋谷のカフェレストランの一角を貸切り3時間で料金固定、最終的には私を入れて21人4の人が集まりました。「場所と飲食物は用意した。私の仕事はここまでだからあとは適当に盛り上がってください」という私の雑な挨拶で開始後は、あとはなんの企画もなく皆様がわいわい話すのに任せました。

参加者は意外と私が知っている(ネット上のみも含め)方が多かったなという印象です(半数くらい?)。「人が集まらないのでは」という恐怖心から間口を広めにとっておいていたのですが、結果、try! Swift本体には参加しない方も含めAppleScriptガチ勢、デザイナー勢、SIMBLプラグイン開発勢、日本語IM開発者、Swift開発者5、海外からの参戦と本当に幅広く、「macOS開発」という括りで集まった異業の人たちが交流する姿は見ていてとても善いものでした。この2018年にSIMBL開発で盛り上がるテーブルとか謎の事象が発生していて良かったです。この辺の幅広さは主催した私がコード書きとUIデザインと(AppleScriptと)両方する人だったからの実現かなぁと思うと、なかなかニマニマします。海外勢はもう少しリーチしたかったかな。インターナショナル・パーティーと被ったのも痛かったのでこの辺は今後の課題だ(私の英語力も課題だ)。

なお個人的なことをいうと、ただでさえ善いメンツだったのが、謎のmacOS開発者ずむさんが参戦することが決まった時点で私のこの会の期待値がダダ上がり。実際に会ったずむさんは私が思い描いていたイメージと違いすぎて、最初「はぁ?」というリアクションをしてしまった。しかしやっぱりすごい人だったし、今までは「隠れてTwitterやってるのか?」とも思ってたのが6当人曰くそうでもないらしいので、「この人がすごい」とtry! Swift会期中も勝手に他人に宣伝しまくった(何がすごいかというと、macOSのUIに対するマニアックなまでの造詣とAppKitへの知識の両方を持ち合わせているという理想的な開発者なのだ)

主催者としては全員と1回はお話がしたかったのですが、時間の関係で叶わなかった人もおり残念に思うとともに、でも私がいない場所で私が入り込めないくらい話が盛り上がっていたのだから、主催者としては成功です。事前に出席者カードを見て、「この人とこの人を話させたい」と心の中で思ってた人が何人かいたので、そこが話してたのが良かったなぁ。いろんな人と話せるように移動がしやすそうなお店を選べて正解でした。掘りごたつ式の居酒屋とか四角いテーブルが並んでるレストランの一角とかだと一旦座ると固定されちゃうもんねぇ。なんなら途中で1回か2回強制的に席変えしようかと考えていたのですが、皆様自発的にそれをしていたのでやらなくてすみました。

そうそう、主催の私自身が相貌失認気味なのもあり、「インターネットの人、現実だと誰だかわからない」に対処するために、参加者全員分のアカウントアイコンを印刷した紙片を作りそれを出席管理に使いました。最初に会場入り口で参加費と引き換えにそれを渡して、マスキングテープで胸とかどっかに貼っつけてもらう。そうするとまだ誰が来てないのかが管理できるとともにイベント中でも誰が誰かわかりやすい。肝心の自分の分作り忘れてましたが。そのとき渡したアイコンをtry! Swift中も使ってくれていた方を数人観測したので、なかなか良い方法だったかと思います。

すっかりイベント中写真とかを取り忘れてたので、なかなか雰囲気が伝わりづらいかと思いますが、代わりにいくつか皆様の声を掲載。

try! Swiftへの余波

このように、try! macOS meet-upは気が早くtry! Swiftの前日に行われたのですが、結果とても良かったなと思ってます。最初は「会期中・後ならtry! Swiftで会った人も誘えるけど前だとtry! Swift本番時にはもう終わっちゃってるわけで...」などとも考えたのですが、むしろ前日の時点で輪ができ会期中も楽しく過ごせました。特に私は前述のずむさんとカンファレンス中もひたすらmacOSの開発とUI周りの話ができて最高でした。

try! macOS meet-up 2019

ということで、大変良かったので来年もぜひやりたいです。今回予定が合わなかった方、後から知った方も次回はぜひご参加ください。しかし、try! Swiftのバンケットのときにぎぎにゃーん(@giginet)氏に来年もやるよーって言ったら「次回はもうmacOS開発者は全員絶滅しているのでは?」と言われました。絶滅していなかったらやりましょう。

  1. 前回のブログ記事がこの2年前のこれなのもどうかと思う。
  2. どうでもいいが、私はこの“macOS開発者 (macOS developer)”という言葉が、macOSそのものを開発している人みたいで抵抗があるのだが、世のiOSアプリケーションを開発している人たちがiOS開発者/iOS developerを名乗ってるので、まぁいいかと最近は思っている。宗教的にアプリケーションをアプリと略せないので、結果正確を期すと“macOSアプリケーション開発者”となり、それはさすがに頻用するには長い。
  3. そう考えると、なぜそんな会がやりたいと思ったのか、という疑問も湧く。
  4. 実は1人来なかったので、まるまる1人分赤が出てる。まぁそれも勘案に入れてイベント設計したのでいいのですが。
  5. rintaroさんの「macOS用に開発してるもの: Swift」はずるい...
  6. いやだって、こういうカンファレンスとか勉強会の場には全く出てこないし、Twitterアカウントのフォロー数は3人だ(った)し、卵アイコン(正確にはオリジナルなのだが)でアカウント名も謎の乱数のようなアカウント名だし、リプライは基本エアリプだし。

Comment

leave your comment