ヴォルフロッシュ

2013年>1月

独自エンジンで動いてるいわゆるブログ

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CotEditor + MarkedでreST / Textile編集

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以前当ブログで、CotEditor(テキストエディタ)Marked(Markdownビューワ)を組み合わせたMarkdown編集環境を紹介したのですが、実は同じ組み合わせでreSTやTextileの編集環境を作ることも可能です。

つまり、CotEditorreStracturedText (a.k.a. reST) もしくは Textileのエディタをして使い、Markedでそのプレビューを行います。

世の中Markdown編集ソフトというのは結構出てきているのですが、reStracturedText やTextileとなると、とたんにその選択肢は少なくなります。けっこう皆さんreSTやTextileに関してはしぶしぶコマンドラインでHTMLに書き出してブラウザでプレビュー、なんて原始的な方法を取っているのではないでしょうか。せっかくの軽量マークアップ言語、プレビューもスマートにいきたいものです。

そこでCotEditor + Marked

おさらいをすると、MarkedとはMarkedown文書をリアルタイムプレビューするMac OS Xのシェアウェアです。詳しいソフトウェアの紹介は冒頭でリンクした当ブログの過去の記事に譲ります。MarkdownプレビューワというふれこみのこのMarkedですが、このソフトはレンダリング・プロセッサをカスタム設定できるので、そこにreSTやTextileのレンダリングエンジンを設定すれば実はそれらのプレビューが可能になるのです。

ただし、現時点でMarkedは複数のエンジンを同時に設定することはできないので、Markdown / reST / Textileいずれかの専用プレビューワとしてしか使用できません。その点はご注意を。

よって本稿は、MarkdownよりもreST / Textileがメインの人、もしくはMarkdown用エディタは別に整えていてよりニッチなreST / Textile用のエディタ+ビューワを探している人向けになります。

また、ここまで読んで気づく人は気づくかもしれませんが、Markedはエディタとビューワを分離させるのが売りのソフトウェアなので、エディタ部分は別にCotEditorでなくてもかまいません。ただ私が熱心なCotEditorユーザなのでCotEditorとの連携に絞って紹介します。他のエディタをお使いの方は適当に読み替えて下さい。

ということで、以下その設定方法を解説します。reSTとTextileの設定方法をまとめて書いているので、適宜必要な方を拾いながら読んで下さい。

ちなみに紹介した方法で実際に動くかは、一応手元 (OS X v10.8.2 + CotEditor v1.3.1 + Marked v1.4) で確認済です。

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O'Reilly『リーダブルコード』

→ amazon:Book『リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック』/O'Reilly Japan

ちょっと前になるが、オライリーの『リーダブルコード』を読んだ。既に評価の高い本ではあるが、面白かったので私も書き留めておく。

この本は、サブタイトルの より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック が示す通り、読みやすいプログラムコードを書くための指南書である。

もともとキレイなコードを書くのはすごく好きなので、自分で言うのもアレだがあんまり壊滅的な書き方はしていないつもり1だが、逆に言うとより美しいコードへの欲求が強いのでさらなる高みを目指して興味を持って読めた。本自体が平易な語り口で分量もP200程度なので、エッセイを読む感覚で移動中やお風呂タイムなどの空いた時間に気軽に読める。オライリーだからと構える必要はない。

サンプルコードにはJava, C++, Python, Rubyなど様々な言語が使われている。オブジェクト指向プログラミングの基礎がわかっていれば全ての言語を知っていなくても内容理解には困らない。むしろ、一つの言語に縛られず "読みやすいコード" という一つ上の普遍的な層の話をしてくれるので良い。ちなみに最後の章の実践編みたいのはまるまるC++で書かれている。

前半は変数の命名法などのシンプルな内容からスタートし、後半になるとネストのリファクタリングやクラス設計など高度な話になってくるので、あまり尻込みせずにひとまず読み始めてみて、難しくなってきたら将来に取っておく、くらいでいいのではないだろうか。

こういうのって経験に基づく蓄積だったりグループワークならその中でのコーディング規則だったりするんだろうけど、その項目と理由と事例コードがコンパクトにまとまっているのが良い。より高次な内容へと進む章立ても良いと思った。

本書内メッセージの一つである、テクニカルな記述を駆使して何が何でも1行に納めるのではなく複数行でも良いからやってる手順を読ませるコーディングを、というのは共感。自分でもやりたくなることがあるから自戒だな。私がPerlの@_が嫌いなのはこの辺が理由なのだが、Pythonのリスト内包表記はどうなんだろ。Python慣れてくると読みづらくはないんだけど。リスト内包表記のifは読みづらいかな。慣れかな。

人に読ませたくなる本だ。ただちょっと高い気がするのが買わせるにはネック。まぁこの手の本の価格としてはこんなもんだとは思うけど。良書。

  1. むしろ "読みやすいコードを書く人" と一部で名高かった()。