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CotEditor 1.3.1と追加シンタックス定義4種

CotEditor
CotEditor 1.3.1

CotEditorの1.3.1がリリースされましたね(cf. CotEditor 1.3.1 をリリースしました。Lion発売後の初リリースになる今回はフルスクリーンに対応したり検索パネルの挙動が改善されたりと、小振りですが着実な進化を遂げていると思います。こうやって現在でも定期的にアップデートが行われるのは喜ばしい限りです。

1.2から自動更新が組み込まれましたが、上手く動いていなかったようで1.3.1でfixされています。なので今回のアップデートは手動で行う必要があります。Lion版とそれ以前のバージョン向けで別にリリースされているので、自分のOSに合わせたパッケージをダウンロードしましょう。

さて、それに伴って、というわけでは全然ないのですが、先日から追加シンタックス定義をまたいくつか連続して公開しましたので改めてBlogでも紹介しておこうと思います。


SVG

SVG preview on CotEditor
SVGシンタックスを適応したプレビュー

SVGは今後普及が期待されるxmlのweb向けのベクターグラフィック言語です。一からテキストエディタでSVGデータを作る人は余りいないかと思われますが(いや、ゼロでもないと思いますが。私もたまに最初から書きますし)、IllustratorやInkscapeで出力したSVGファイルをちょっとだけテキストエディタで修正する機会というのはそこそこあると思います。そんなときに使えればと。せっかくなら使い慣れたエディタでやりたいでしょうし、ソフトウェアが生成したごちゃごちゃのソースを閲覧するときは色がついていた方がやり易かろう。

さらに、手書き好きの変質者向けに属性は入力補完されるようにしています。個人的には属性と要素が混在するのがイヤだったので要素は補完されないのですが、これは単なる私の趣味なので、もし要望があれば考えます。あと[CDATA[ ]]の中を一律Characterに充ててしまっていますが、スタイルシート部分もちゃんとシンタックスカラーリングされた方が良いでしょうか? SVGの部分と混ざらないようにできるなら対応するにこしたことはないので、善処はしたいが...。

とはいえそれ以外は名前空間の接頭辞を付けてもちゃんと別でカラーリングされるようにしたりダブリン・コアも正確に色づけされるようにしたり、わりかし丁寧に作っていると思うので、手書きも含めて十分実用に堪えるはずです。

XML

XML preview on CotEditor
XMLシンタックスを適応したプレビュー

そして2つ目。xml形式で書かれたデータならばなんでもカラーリングするという、非常に大胆なシンタックスカラーリング定義です。シンタックス定義ファイルというのは普通、コマンドや要素などのキーワードを登録していき、その登録されたキーワードと一致する語句がカラーリングされるのですが、この定義ファイルではxmlの文法をたよりにカラーリング対象を抽出しています。つまり、xmlの文法に沿ってさえいれば、知らない言語だろうが独自DTDだろうがなんでもカラーリングします。

その性質上当然スペルミスをしても定義されていないキーワードを使ってもかまわず色が付くので、1からコーディングするとき用というよりもどちらかといえば既存のデータの閲覧・編集向けとなります。とはいえないよりマシだろうし、そういう普段使わない謎のxmlファイルなんかの編集時にこそ色づけがされていて欲しいものだったりします。

ひとまずこれを入れておけばシンタックス定義のない言語で記述されたデータにであったとき、それがxml形式で書かれてさえいればなんでもコードをカラーリングしてくれます。意外とものすごく便利なのではないかと思います。

propapy list

propapy list preview on CotEditor
propapy listシンタックスを適応したプレビュー

3つ目。プロパティリストは別名plistとも呼ばれる、Mac OS Xの設定ファイルなんかに使われる形式です。いくつか書き方があるみたいなのですが、ここでは一般的なxml方式のシンタックス定義ファイルとなっています。プロパティリストの拡張子が.plistなのですが、この.plistファイルはテキストデータのものとバイナリデータのものが混在しています。当たり前ですがCotEditorではバイナリの方は開けません。ご注意を。本来プロパティリストはXCodeで開けばいいのですが、ちょっと弄りたいけどXCode立ち上げるまでもないな...というとき用。

plistは定義されている要素がほとんどないので、ホント片手間で作った感じです。実を言えば、カラーリングだけならば上記のxmlシンタックス定義で十分正確に色付けされます。でもまぁ、せっかく作ったし。

一応補完とかもするようになってます。

Apache

httpd.conf preview on CotEditor
Apacheシンタックスを適応したプレビュー

最後はhttpd.confや.htaccessなどのApacheサーバ設定ファイルのカラーリング定義。この辺もCotEditorでちらっと弄る場面が多いファイルなのではないだろうか。今でも使われている1.3系から最新の安定版の2.2まで広めにカバーした。Valuesの値はめんどくさいんで使うのが多そうなのだけ登録。

CotEditorのシンタックス自動認識は拡張子でのみ行っており、.htaccessは拡張子がないので自動認識してくれないのが悔しい。手動で Apache を選択してください。

以上4定義が新しく加わりました。xml系が多い。ダウンロードは当サイトのCotEditorシンタックス定義ファイルの配布ページから。

だいぶ増えてきたなぁ。

一応丁寧な抽出条件設定を心がけているのですが、やはり完全!というわけにはいかないので条件によっては正確にカラーリングされない場合もあるかとは思います。そういった潜在的な不具合から見過ごされたコーディングの際のミスは自己責任でよろしく。とともに、そういうケースを見かけたらこちらとしても是非対応したいのでフィードバックを頂けると幸いです。

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