ヴォルフロッシュ

Blog

Published on

RSS

DRIVE TO 2010 -ムーンライダーズ

DRIVE TO 2010

DRIVE TO 2010行ってきました。自分的初日。目当てはムーンライダーズ。ムーンライダーズ含め、全員初めて見る人たちばかりです。

始まる前に高島屋寄ってから行こうとしたら道を間違えなぜか新宿3丁目界隈に……。軌道修正をするもLOFTに着いたときにはもう開場時間過ぎてました。とはいえステージ中央前から4層目くらいをget。DRIVE TO 2010はサブステージもあるのと、目玉のムーンライダーズはトリということもあって頭からガッツリ前にしがみつくお客さんは少なめの模様。ドリンク貰ったりしてるときにサエキけんぞうとすれ違う。今日のオーナガイザーらしい。開演前にも色々アナウンスしてた。

Barステージの東京タワーズなんかが気になりながらも前の方を死守したかったのもあって最初から最後までメインステージにいることにする(多分今後行く日も全部そうすると思う

今日のイベントタイトルは「鈴木慶一プロデュース・ナイト」(data)。出演は、

の3グループ。以下、それぞれの感想。


寒空はだか

芸人さん。エアギターっぽいのを片手に音楽ネタ。

この人、予想外に面白かった。先日見た山下総合病院があまりにもつまらなかったので(いや山下総合病院と寒空はだかは全く関係ないけど)お笑いって正直期待してなかったんだけど、これがなかなか。DRIVE TO 2010層を焦点にあわせたネタでガンガン攻めてくる。サッチモのサチはとか。とても良かった。とても暖まったので最初に彼を持ってきたのは大正解だろう。

しかし何よりも驚愕したのは、勝手になんとなく30手前くらいの歳だと思ってたら、帰ってから調べてみたら44歳だったこと。たしかに、冷静に考えてみたらあのネタは20代じゃないよな。しゃべりも安定してるし。

栗コーダカルテット

私の中でのイメージは「ピタゴラスイッチ」と「よつばと!」のCDかなんかやってた人たち。演奏もイメージ通り。可もなく不可もなくだなぁ。悪いとは思わないけど、特別感動もしなかった。手堅い。リーダーの栗原さんがちゃんと栗っぽかった。

ムーンライダーズ

本日の目玉! ムーンライダーズ。気付いたら会場も後ろまで人がぎっちり。さ、さすが。そしてスーツ率高し。つーか思ったより客の年齢層が高かった。

で、メンバー側の出で立ちは全員全身真っ白。それぞれ私服 (?) で色だけ統制してるっぽい。か、かっこいい。で、また皆さん白髪まじりの髪が多いもんだから頭まで色が統一されててこれまた。6人全員座っての演奏。

ステージは完璧DRIVE TO 2010特別仕様らしく、演奏は新譜2曲以外は全て『MANIA MANIÈRA』(1982) と『青空百景』(1982) からという感激の編成でした。やばい。もう大変。『MANIA MANIÈRA』単品ファンといっても過言ではないくらい『MANIA MANIÈRA』好きとしてはたまらない。『MANIA MANIÈRA』の1曲目「Kのトランク」から始まりラストはこれまた『MANIA MANIÈRA』のラストトラック「スカーレットの誓い」でしめる。完璧。私の記憶が確かなら、『MANIA MANIÈRA』からは以下の6曲(en. はアンコールで演奏した曲)

→ amazon:CD「マニア・マニエラ」/MOONRIDERS
『MANIA MANIÈRA』
→ amazon:CD「青空百景」/MOONRIDERS
『青空百景』
  • Kのトランク
  • 花咲く乙女よ穴を掘れ
  • バースディ
  • ばらと廃物
  • en. 温和な労働者と便利な発電所(w/ 寒空はだか, 栗コーダカルテット)
  • en. スカーレットの誓い

『青空百景』からは以下3曲

  • 青空のマリー
  • トンピクレンッ子
  • くれない埠頭

でした。新譜は『TOKYO7』からみたいだけど、このCDは持ってないんで判らんかった。今度手に入れるか。上のリストも順番は不同です。最初セットリスト覚えようと頑張ってたけど途中どーでも良くなった。つか聴いて曲は判るんだがタイトルが判らん。

話を戻す。で、メンバーが入ってきて、そのまま1曲目の「Kのトランク」に入る。これが感動のステキアレンジだった。鈴木慶一のヴォーカルにエフェクトをかけメガホンから聞こえる様な音に崩されてる。これがすごく無機質で淡々としててクール。良い緊張感。MANIA MANIÈRAらしい工場っぽさがたまらない。もうこの1曲目でムーンライダーズを見せつけられた気がした。実のところムーンライダーズは特別ファンというわけではなく「けっこういいよね」くらいの気持ちで今まで聴いてたんだけど、なんてカッコいいオッサン達なんだ。2曲目の「青空のマリー」もこれでもかってほど解体され実験的なDubに。ものすっごくスローテンポの白井良明ヴォーカルにエフェクト的に鈴木慶一のヴォイスが絡む。「青空のマリー MANIA MANIÈRA版」といった風情に。こんな調子で以降の曲も全体的に堅い音でMANIA MANIÈRAの雰囲気を崩さずにCD版とは違ったアレンジでアグレッシヴに攻めてくる。ヴォイスをループさせたり実験的でNew Waveな趣はもう私の好みど真ん中のサウンドでした。鈴木慶一曰くかなり普段とは異質なステージらしいので、ほんとこれを見られて良かった。

本編が終わりメンバーがステージを去ってからは当然のようにアンコール。ムーンライダーズの面々が戻ってきて、プラスその前に出ていた寒空はだかと栗コーダカルテットを招いてのアンコール1曲目が「温和な労働者と便利な発電所」。全員で演奏。実は「温和な労働者と便利な発電所」がムーンライダーズの中で一番好きな曲なのです。かっこ良すぎるよこの曲。聴けてよかった。栗コーダの人が吹いてたチューバが全体を引き締める。寒空はだかもいい感じで入ってた。で寒空はだかと栗コーダははけてムーンライダーズのみで「スカーレットの誓い」で円満にしめる。素晴らしいな、おい。

てことで個人的に特に最高だったのは「Kのトランク」と「温和な労働者と便利な発電所」。この2曲聞けただけでも来た価値あった。

初ムーンライダーズだったので、判ってない小ネタはいくつもあったものの、十分楽しめた。ムーンライダーズすごい。伊達に30年以上第一線でやってない。支持されてる理由が判った。素晴らしいステージだった。

何に使うの知らないがカメラはしっかり入ってたので、ぜひDVD化してほしいものだ。1回で終わらせるにはもったいなすぎるだろ。欲を言えば全編だけど、それは無理だよねぇ……。あの映像どーするんだろ。

帰りはできたてほやほやのパンフ (1,000円) を買って帰宅。

いやぁ楽しいDRIVE TO 2010。他の日も色々行ってみたくなってくる。もうこれ以上ライブ行ってたら人生破綻しそうなのでいかないとは思うけど。でも今後も楽しみ。来週は3日間!!

Comment

この記事へのコメント受付は終了しました。