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文化庁メディア芸術祭10周年企画展『日本の表現力』

公式サイト

行ってきました、国立新美術館。

タイトルを「国立新美術館」にするか「文化庁メディア芸術祭」系にするか迷ったが今までの流れを考えて後者にしました。

今日は国立新美術館とこの企画展自体を見に来た。明和電機の "六本木メカトロニカ" はこの企画展のひとつだけど後日(つか改めて行きます

企画展は主に前半と後半に別れてて、前半は日本のメディア表現史を10年ごとに区切って振り返る、後半は近年のメディアアート(こっちは本当にアート)の紹介。

前半。10年ごとに区切ってそれぞれ マンガ・アニメ・アート・エンタ(エンターテイメント)の4つのカテゴリーで紹介。つか"エンタ" はねーだろ。エンタは。なんでエンターテイメントじゃダメなんだ。エンタとかアプリとか嫌い。

それぞれ良く選んであったと思うけど、やはりマンガ好きとしてはマンガコーナーが楽しい。各年代毎10作品ぐらいづつ選んであるんだけど、あずまきよひこが90年代(あずまんが大王)と00年代(よつばと!)で両方入っていたのが印象深い。手塚とかが沢山入ってるのは納得できるんだけど。あと堂々と「風と木の詩」が入ってるのにも笑う。やるな文化庁。どちらかというとその年代の先端表現というより時代のマンガって感じかな。時代的代表作、かつ佳作。逆にだからこそあずまが2回入ってるのが感慨深かったんだけど。

アートカテゴリーが地味に勉強になる。こう、時代や社会・テクノロジーと比較しながら見られると面白いね。逆にこの時代の代表的アートから漏れたヤツが気になるけど。

というかどのカテゴリにおいても、その時代を代表していながら選ばれなかったものが気になる。単純に全部紹介してらんないってのが大きいんだと思うけど。そういえばウテナ入ってなかったなぁ……。「銀河鉄道の夜」も。「MIND GAME」は入ってた。

後半。こっちは近年のメディアアートの紹介。メディア芸術祭で賞とったヤツとかとってないヤツとか。テーマが "日本の表現力" なんで、日本の作品のみ。やっぱり「GLOBAL BEARING」が断トツに良い。何度見てもカッコ良い。インターフェイスも、音とかのフィードバックも。デジスタでもその年の最優秀賞取ってたよな、たしか。

そういえば、デジタルアートの展示会場っていつも暗い気がする。壁も黒系。光の演出が多いからか、プロジェクタ投影が多いからか、明るすぎるとタネがばれるからか。

知り合いを誘って数人で行ったんだけど、楽しそうにしてたので良かった。メディアアートは手軽に楽しくて、基礎知識も共有しやすいものが多いし、いいと思うんだけどなぁ。体感できるし。単純にカッコイイし(大事)ね。

ちなみに、毎年やってる受賞作品展は、例年通り写真美術館でちゃんと別に開催されます。こちらはあくまで10周年企画展。そしてこの10周年企画展のパンフは受賞作品展の方で売るらしい。ダメじゃん。間に合わなかったのか?

国立新美術館

[photo] 国立新美術館

せっかくできたてのところを行ったので、国立新美術館についても少々。

黒川紀章・日本設計共同体。権力誇示、ローマ的。「はいはい国立国立」といったような。国立美術館がコレかと思うと、なんかなぁ。港区立だったら「港区頑張ったな」ってなるんだけど。

外観は酷いけど吹き抜け部分の内観はなかなか。島みたいなカフェはカッコいい。あとは無難すぎて言うことはない。部屋割りも真四角が並んでるだけだし。無難だなぁ。外観カッコ悪いしなぁ。中に入った印象は美術館というよりフォーラムみたい。

乃木坂駅から直接アクセスできる所は評価する。

[photo] 国立新美術館 2F サロン・ド・テ
2F サロン・ド・テ

吹き抜けから島みたいなのが2つニョキニョキ伸びててそれがサロン・ド・テとレストランになってるんだけど、そいつらは未来的でカッコいい。どちらかというと弟っぽい気もするけど。例のカプセルなんとかの中身もそうだけど、未来っぽい感じは好きなんだけどなー。

あと、どうでもいいけど、2Fの "カフェ サロン・ド・テ" ってどっちだよ。

こんな感じの緩い企画展をやるスペースになるんだろうなぁ。奈良美智展とか。○○美術館コレクション展とか。まーアクセスもいいし、四角いし、いいんじゃない。

それこそ、メディアアートとかマンガとかの専門の美術館にしちゃえば良かったのに。ICCと被る? ちゃんとコレクションもしてさ。そのときは設計は違う建築家にお願いしたいけど。

ロゴ。佐藤可士和は好きだけど、この国立新美術館のロゴは酷いと思います。可士和ってフォントまわりはどうかと思う。タイポグラフィちゃんとやってないのかなぁ。デザイナーが見よう見まねでやってるというか。

黒川紀章展

黒川紀章展 公式サイト

と、同じ国立新美術館でその黒川紀章展もやってたのでついでに見てきた。どうでもいいけど。

展示の最後に出てきた黒川紀章の写真が超悪人面で笑った。人間年をとると顔に性格が出るからいかんね。

国立新美術館
に六本木の生研跡地にオープンした国立美術館。主に企画展用。設計は黒川紀章。
公式サイト : 国立新美術館
文化庁メディア芸術祭10周年企画展 日本の表現力
- | デジタルアートからゲーム、ロボット、アニメ、マンガにまで広がる「日本のメディア芸術」を現在・過去・未来の3つの視点から『日本の表現力』をテーマに紹介
公式サイト : 文化庁メディア芸術祭10周年企画展 日本の表現力
黒川紀章(1934-)
建築家。三角コーンに赤いワッカ。丹下健三の弟子。弟は黒川雅之。
公式サイト : KISHO KUROKAWA
黒川紀章展 -機械の時代から生命の時代へ
- | 黒川紀章の主要作や現在取り組んでいる最新プロジェクトを模型や映像を使って紹介
公式サイト : 黒川紀章展 機械の時代から生命の時代へ

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