ヴォルフロッシュ

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PowerMate

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PowerMateを買ってしまった。

先日、「最近の衝動買い(正確にはLustkaufは何?」という質問に答える機会があったのだが、思い返すと最近衝動買いをしていない。今思えば『ぐるみん』は衝動買いと呼んでいい気もするのだが、そのときは思いつかなった。何が「衝動買い」なのだろうと色々考えた結果「PowerMateみたいなものを買うこと」が衝動買いなのだろうという結論に達し、なぜか買ってしまった。別に衝動買いは何かと聞かれただけで衝動買いをしろとは言われていないわけだが。新品ではあるがヤフオクなので、定価の半額くらいだったのだがそれにしても衝動買いには違いない。

まぁでも前から欲しかったのでよしとする。これはきっかけにすぎない

PowerMateとは、Griffin Technology社から出ているボリュームノブ型の入力デバイスである。'USB接続マルチメディアコントローラー' と呼ばれていることが多い気がする。見た目の通りアンプのボリュームコントローラだけを抜き取ったような形をしており、「右にひねる」「左にひねる」「クリックする」の3つの基本動作とその組み合わせをコンピュータに伝えることができる。元々Macで利用する事を目的に開発されているが一応Windows用のドライバもある。

値段はオープンだが9,000円程度で売られている。できることのわりに高い。だが、その削り出しアルミニウムに冷たく輝く青色LEDは最高にカッコ良く美しい。ひんやりとしたなかにぬくもりのある手触り、ノブを回すときの滑らかな動きも品質の高さを伺わせる。とにかく美しいのだ。

そのPowerMateでやりたいことはただひとつ、iTunesのコントローラとして使うこと。

Macを弄っているときは常にiTunesからAirTunesでBoseのアンプに曲を送り、曲の操作はメニューバーにあるSynergyの操作ボタンから行っていた。SynergyもBoseのスピーカもAirTunesも良く働いてくれて、この環境は至極快適なのだが、だが、それには一つだけ不満があった。ボリュームを変えるときにはいちいちiTunesのウィンドウを出して小さなボリュームスライダを移動させないといけないのだ。AirTunesに飛ばしている関係で、Mac本体のボリュームを弄ってもiTunesの音量は変わらない。"iTunesの" ボリュームスライダを操作しなければいけない。「ボリュームを変えたい」という直感的な動作に対して踏む動作が多すぎる。なので私の目的は、このPowerMateをiTunes専用ボリュームコントローラとして利用することだ。しかも幸いにも、このPowerMateは元々そういった要求から産まれた製品だ。

アプリケーションによって振る舞いが変わるという使い方も魅力的だが、MightyMouseも出た事だし、そういった身近な操作はMightyMouseにゆずろう。

ただここで問題が発生する。PowerMateのドライバはクリック・ひねるなどの動作を受け取ってスクロールやボリューム操作、ショートカットキーを送るなどの操作を割り当てることができるのだが、PowerMateがキーを送れるのは現在アクティブなものに対してだけだ。例えばiTunesでボリュームを上げるキーが 'cmd+→' だからといって、Finderがアクティブになっているときに「iTunesの 'cmd+→' にキーを送って」とはできないのだ。iTunesの操作はiTunesがアクティブなときにしかできない。これは致命傷。これではPowerMateを導入する意味がないじゃないか。

AppleScriptとかを書いたらなんとかなるかなぁとか考えていたのですが、思いついたのはSynergyと連携させる方法だ。Synergyには 'ホットキー' というものが設定できる。iTunes操作の専用キーだ。これを設定するとどんな状態からでもiTunesの操作にアクセスできる。今までSynergyのホットキー機能は使っていなかったのだが、このホットキーをPowerMateの動作に設定するのだ。

やってみたら案の定うまくいった。更に、これには思わぬ追加効果もあった。PowerMateへの入力に対して視覚的フィードバックが得られるのだ。Synergyはホットキーが押されると、それに対しての視覚的フィードバックを画面に返してくれる。一時停止が処理されれば一時停止マークが、ボリュームが変更されたらボリュームマークが。それらは一般的にMacでボリュームを変更したときに出てくるものに似たさりげないものだ。PowerMateで音量を変えたときも、Synergyを噛ませているので同様の効果が得られる。嗚呼、ステキだ、ステキすぎるよSynergy。

ただ、デメリット(?)がない訳でもない。PowerMateはLEDの光量も操作できて、例えばボリュームが小さいときは淡く、大きいときは強く光らせる事なんかが可能らしいのだが、この方法ではそれは実現されない。できればそれも味わわせて欲しかったと思うのは贅沢なのだろうか? スクリプトで処理できそうな気がしないでもないので、そのうち試してみよう。

ここまで書いて新・mac板でPowerMateスレを見つけた。これは良いスレですね。ここを読んで色々作戦を練ろう。

ともあれ、これでまた一歩iTunesライフが便利になった。

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