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『MAC POWER』2月号 - iPod x groovisions

『Mac Power』2月号 /アスキー

現在、Mac雑誌のことと言えば『Mac People』であり、『Mac Fan』と、ことさら『Mac Power』を嫌う私も "groovisons" の一言を出されたら買わないわけにはいかない。ということで、『Mac Power』の2月号を購入。

グルビはまぁいいとして、相変わらずくだらない雑誌だ。読むところがほとんどない。パラパラしているうちに1冊終わってしまった。『Mac People』より高いし分厚いくせに。

読んでみたら読んでみたでギターを紙袋に入れるだの入れないだの下らないことが書いてある。あのな、コンピュータ雑誌に書く息抜きエッセイっていうのは『Mac Fan』の「鉄下駄履いていけ」とか『Web Designing』の「モノサシに目印」みたいなののことを言うの。

昔は『Mac Power』って『Mac Life』と並んで『Mac People』や『Mac Fan』で物足りなくなってきたMacユーザが読む技術系雑誌だった気が……。

あのリニューアル以来『Mac Power』は "Mac" の文字を冠したままMac雑誌を辞め、オシャレ雑誌としての道を選んだ。正確に言えばその前からもうその兆しはあったのだが、あのリニューアルがそれを決定づけたと言えよう。

リニューアル後の『Mac Power』の表紙・ロゴのADは佐藤 可士和らしい。なんと、可士和だったか。そう、表紙は毎回カッコイイんだよ。温度の低い写真にcoolなタイポ。そして中身はなんにもない。そうしてつくづく思うのはデザインでプロダクト(Mac Power)は救えなかったのだ。可士和は自分の仕事を医者に例え、商品を裸にして何処が悪いかを探り、デザインという処方箋を提案する、と言っていた。その結果がこれだ。デザインは無力だ。

もしもこのような形式のMac雑誌にもある一定層からの需要が存在し、それに答える形で現在の『Mac Power』があるのならばその限りとは言えないのだが、しかし、存在するのだろうか?

雑誌とアートディレクションとgroovisonsの話になったのでもう一つ。『広告批評』のアートディレクションは現在groovisionsがやっている。『広告批評』は健康的だ。groovisionsの仕事も素晴らしい。可士和は悪いという意味ではない

Mac雑誌としては現在「Mac People」が最高。毎月買ってる。

groovisions
現役活動中の日本発のデザイン集団。パッケージデザインやPV、グラフィックデザインやその他様々なアートディレクションなんかを勤める。引き算のデザインとフォーマットを好む。kanaiが崇拝してる。
公式サイト : groovisions.com
佐藤 可士和
現在トップで活躍しているアートディレクター。代表作はホンダステップワゴン、極生、Smapなど。最近では携帯のN702iDも氏の作品。自身の事務所サムライで活動中。切り取り方がうまい。
NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 : アートディレクター・佐藤可士和

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