ヴォルフロッシュ

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低価格iMac

低価格iMacが出るらしい。次のMacworld Expo 2005(基調講演は1月11日)で正式発表で価格は$500〜$600。ターゲットはiPodでApple製品/Macintoshに興味を持ったWindowsユーザ層。

Appleがこの情報のリーク者を起訴したことから出ることはほぼ確実だと思うのですが……、さて、どうだ? これ。

結論から言うと、予想としてこの戦略は成功すると思う。この低価格iMacのおかげでAppleの売り上げは上がり、Macのシェア率にさえ影響を及ぼしかねない。かもしれない。

しかし、しかし、しかしだ。Apple社的にこれはどうなの。常に低価格での競争は避け、あくまでパーソナル・コンピュータとしての質を追求してきたApple社が、ここで、Windowsの低価格帯パソコンと競争をしようというのか。いや別にAppleが安いパソコンを出してはいけないと言っているわけではない。けど、今このタイミングで(iMacの値段を下げるわけではなく)現在のiMacの半額に近い低価格iMacを出すことは、Windows機に勝ちたいからの他ないだろう(そもそもiMacが低価格ラインナップのはずなのに!)。低価格で良質なコンピュータが提供できるようになったから低価格なiMacを出すのではなく、Windows機と競争するために低価格iMacを出すのだ。なんてこったい、Appleが一番避けていたことではないか。あの(デザイン以外)完璧なiMacから何を削ろうというのか。

最近のAppleはiPod人気にあやかろうと焦りすぎている感がある。売りたいのは分かる。企業としてやるべきことだ。iPodもMacOSも素晴らしいと思うし、この体験を共有できる人が増えることは喜ばしいことだろう。(特にOSは)シェア率が上がることによるメリットも計り知れない。

だからと言って質を落としてはダメでしょう。特にAppleのやることじゃない。

私はiPod miniも好ましく思っていない。確かに売れたかもしれない。現に売れている。しかし、あれがJonathan Iveの仕事でApple社の製品だとは思えない。なんだあのデザインは。あの色は。あの価格は。5,000円マイナスにあのデザインと16GBでは釣り合いが取れない。あのHD容量でiPod miniを出すならば、iPodと10,000円は差をつけ、デザインももっと良質なモノに変えるべきだと思う。まるでオモチャじゃないか。3流コピー品だ。

まだ1月11日を迎えていないので何とも言えませんが、どうも良い方向には転ばない気がする。もしかしたらSteve Jobs一流の方法で我々を驚かせる名機を作り上げてしまったのかもしれないが。杞憂に終わって欲しいと祈るばかりです。今は静かに11日を待つほかないのでしょうか。

フラッシュiPodは別に良いと思う。これもiPod miniよろしくJonathan Iveの仕事っぷりにもよるけど。

iWorkは楽しみ。希望の星。

いずれにせよ、次のMacworld Expoは注目すべきモノが山ほどあります。Check it out。

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