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平成15年度 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展

恵比寿の写真美術館でやってた文化庁メディア芸術祭作品展示会へ行く。3月7日最終日。ギリギリ。山手線のホームにデカイポスターが貼ってあって、行きたいなと思ってたのです。

デジスタやら誰ピカやらで出てた作品がいっぱいあった。このコミュニティーも結構狭いのだろうか。誰でもピカソは結構いい加減だからどうでもいいけど。

明和電機そのまんまみたいな人がいて萎える。ベースの方向性とかデザインがまんま。しかも筑波大学だし、同じゼミなのかも。ネットでみたら明和手伝ってたりとかしたらしいし。しかし、明和社長がメディア芸術祭の選考員にいるのに。なにを考えてるんだろう、社長。明和好きとしては作品自体は嫌いじゃないけど、どうも2番煎じ感が否めないので好きにはなれなかった。

それ以外だと、Venus Villosaっていう "台の上にある透明のシリコンでできたおっぱいの融合体を触ると女の人の裸体映像に毛が生える" 作品があったんだけど(文章で説明するとなんのこっちゃだ)、それのセンサーの調子が悪いらしく、係のお兄ちゃんが一生懸命おっぱい揉みながら位置を調整したりして直してた。それがちょっと面白かった。作品自体もこれは好きかも。

文化庁メディア芸術祭、アニメやマンガ、ゲームなどの日本が誇るオタク文化を奨励してるのは非常に好感が持てる。ただ、ゲームについては人気作品ばかり、そしてマンガの方は選んでる基準が全く分からない気がした。ゲームでも『塊魂』は納得。

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あれはメディアアート的視点で見てもいいゲームだと思う。やったこと無いけど。

アニメはちょうどいいかも。クレヨンしんちゃん入れる趣味はよくわかんないけど。俗とアート性のバランスかもね。バランスってか両方から拾おうとしてる姿勢を感じる。"メディア芸術祭" だと考えるとちょっとアレだけど。せっかくなんだからもっとアートに寄ってもいいと思うんだけどねぇ。過去にアニメにウテナを入れなかった意味は分かんない。エヴァは入れたくせに。

最近日本のアート系アニメが激しく見たいのだが、知識がないためにどーゆーのがあってどれを見たらいいのかが全く分かんない。こういうときに近くにオタク(良い意味でね)がいれば便利なのに。いや、私はひねくれだから、人から薦められてハマっても、素直にキャーキャー「好き」と言えない気がする。難儀な性格だ。

web部門は基準がよくわからんな。元々混沌としてる世界だし難しいのかも。でもだからって、審査委員会推薦作品にハーボット入れるのは勘弁してくれ

パンフレットが只なのに感激する。正確に言うと只なのではなく、全部見た後アンケートに答えるとパンフレットが貰える。しかしまぁ、アンケートっつってもA4とかの簡単なヤツ。只だけどフルカラーで結構立派だぜ。去年のドラえもん展のパンフとかこの芸術祭のと同じくらいな感じだけど、こっちは普通にお金取られたなぁ。こんなのを只でくれるとは太っ腹だ。紳士な姿勢を感じる。かなり好感。偉い。

せっかく行くんだからなんか買おうと意気込んで行ったのだが、買いたいと思えるものが無かった。前述した通りパンフは只でくれるし。パンフが700円か1,400円だと思って(なんとなく)、ひとまずはそれでお金使うと思ってたのに。受賞作品をまとめたDVDがあったらそれも買おう思ってたのにそれは無かった。ガッカリ。9割方あるだろうと踏んでたのに。版権とかが難しいのかなぁ。商業アニメとかは入れなくていいから短編だけでいいんだけど。需要あると思うんだけどなぁ。普通に受賞作品単品のDVDやら関連っぽいアートDVDは売ってたけど、それもなんか色々見て結局買わず。

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スキージャンプ・ペア
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そんな買い物に関しては不完全燃焼のまま帰りに渋谷のTSUTAYAに行ったら、『スキージャンプ・ペア オフィシャルDVD』が売ってたもんだから買ってしまった。我ながらバカだー。一応言っておくと、このスキージャンプペアは今メディア芸術祭の優秀賞受賞作品。他にも世界中の芸術祭から引っ張りダコ。バカだけど偉いんです。

でも実際面白かったし。こういうお国柄を取り上げてひやかすジョークが好きなんです。西洋人は良くやるけど、日本人はあんましやらないね。島国だからかなぁ。日本も国内の地方ではするけど。関西人はすぐ漫才始める、とかも一種のそれだよね。しかし私は対地方じゃなくて対国が好き。アメリカとかドイツとかそれぞれの国のバカにし方とか的確で面白かった。バカにするって言うと聞こえ悪いけど。

そんな解説は一級品だけどCGは甘いね。そこが逆に味なんだろうけどさ。

こういうメディアアート自体過渡期だろうし、商業作品的良さとアート的良さの分けがまだうまくできない気がするけど、このイベントは面白かったっす。来年も行こう。1人で行くより複数で行った方が面白いかも。体験型のとかもあるし。

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